集客とは
「もっと集客したい!」
商品やサービスを提供しているのであれば、間違いなく考えることです。
「集客方法を勉強しているのに、どうしてお客さまが集まらないのだろう。」と思っている人も多いでしょう。
実はここに問題があるのです。
まずはじめにお伝えしたいのが、「集客」というのは、売り手側の都合にあわせて、お客さまを集めるものではないということです。
ほとんどの方が、この部分を勘違いされています。
お客さまが集まらない理由は、「お客さまを集めることばかり考えている」ことにあるのです。
「集める」というのは、自分のことを中心に考えている、「売り手側の都合で考えている」状況です。
集客とは、商品やサービス、お店や会社、あなたやスタッフさん、特別な情報などに魅力を感じるから、お客さまの方から自然と集まってくださることを言います。
売り手側の都合で「集める」のではなく、
お客さまの方から「集まってくださる」なのです。
ですので、本当に大事なことは、お客さまを集める方法を勉強したり研究したりすることより、もっとお客さまのことを知ることだと思います。
お客さまのことをもっと考えて、お客さまにとってもっと魅力的な商品やサービス、お店や会社、あなたやスタッフさん、特別な情報にすれば、お客さまの方から自然と集まってくださいます。
つぎにお伝えしたいのが、なぜ集客するのかということです。
一般的に、マーケティングに関する書籍などは、「どのように」して集客するのかといった情報が多い傾向にあります。
ですが、大事なことは「なぜ集客するのか」という部分です。
もしかして、お客さまのことを考えずに、集客することばかり考えていませんか。
- 「とりあえず見込み客を集めたい」
- 「既存客の流出が多いので新規集客したい」
- 「今月のノルマが達成できない」
- 「このままだと今期赤字になってしまう」
- 「返済の期限が近い」
あなたが車を購入するとき、営業マンのノルマを達成させるためにお店に行くわけでは無いと思います。ほしいと思ったからどんな車があるか見たいと思い、お店に行くのだと思います。
「なぜ集客するのか」に話しを戻したいと思います。
「なぜ集客するのか」それは、「商売」をするためではないでしょうか。
「商売」は「お客さまから見て、価値のあるものを出す」ということです。
ですので集客は、「あなた(お客さま)にとって、価値のあるもの(魅力的な商品やサービス、お店や会社、あなたやスタッフさん、特別な情報)がありますよ。ぜひ来てください。」と広告などで伝え、お客さまに来ていただくことだと思います。
あなたがお客さまだったら、お客さまを「集める」方法ばかり考えているお店と、お客さまにとって価値のあるものを準備しているお店と、どちらのお店に行きたいですか。
お客さまにとって魅力的だから、お客さまが自然と集まってくださいます。
ですので集客は、
売り手側の都合で「集める」のではなく、
お客さまの方から「集まってくださる」ということなのです。