キャッチコピー

キャッチコピーはもともと、英語の catch と copy を足した和製英語です。英語では、単に copy または sales message と表現されています。

catch という英単語は皆さんもご存知のとおり、「捕らえる、つかまえる」といった意味です。
copy という英単語は、ラテン語の copious (たくさん)から来ています。(中世ラテン語 copia から、フランス語の copie を通して英語に入ってきたと考えられています。)

ですので、キャッチコピーは「たくさん捕らえる」といった意味になります。

どうでしょう。

あなたがお客さまだったら、「たくさん捕らえられたい」でしょうか。
よく行くお店や、よく買う商品が、あなた(まわりの人、友人、家族など)のことを捕らえるためにメッセージを投げかけているとしたら、あまりいい気分はしないと思います。

ボクも昔は、何も考えずに「キャッチコピー」ということばを使っていたことがあります。
ですが「キャッチコピー」と考えると、どうしても売り手側(捕まえる)目線になってしまい、お客さまへ「伝えたい」「知っていただきたい」といった本来の目的が薄くなっていたような気がします。

「キャッチコピー」ということばを使わなくなってから、考え方や出てくるアイデア、メッセージの質が変わりました。

「お客さまを捕らえる」が先だと、本来の「お客さまへ伝えたい」がちゃんと出てきてくれません。

「お客さまへ伝えたい」ことば
と考えるのと、
「お客さまを捕らえる」意味をもった「キャッチコピー」ということば
どちらの意味で考えた方が、お客さまへ商品の良さを伝えられるでしょうか。

あなたがお客さまだったら、どちらの考え方のお店で買物をしたいと思うでしょうか。

GATEコンサルティンググループでは、「キャッチコピー」ということばではなくて、「お客さまに伝わることば」などの表現を使っています。

もちろんクライアントさまにも、「キャッチコピー」ということばは、使ってもらわないようにしています。

単なることば遊び、言い方の問題ではなく、根底の考え方としてたいせつなことだと考えています。

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